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中年の亭主 「目がぼやけるから眼がねを買って来たよ」 女房 「どうォ、私がはっきり見える?」 亭主、だまって眼がねをポケットにしまいこんだ。
26 母親が入院し、家族が交代で病院に詰めて看病しているのだが、病勢がつのるとそのまま病室で一夜を明かすこともある。 疲れで息子が眠り込んだとき、よく朝母に 「お母さん、気分はどう?」 母は「お前のいびきがうるさかった」 それが母親の最後の言葉となった。 中村 明 『笑いのセンス』より
27 蒸し風呂のようなスタジオのなかで、何度やってもOKの出ない俳優に向かって、 「君たちいいよな、大根だから」 「・・・・・」 「芋ならとうにふけてるよ」 小津安二郎
28 歳は取りたくないですねぇ。男性のかたは、使えなくなる言葉があります。 「俺についてこい」 と言えなくなります、自分がついていく年齢です。
綾小路きみまろ
29 「少年老いやすく学成り難し」 をもじって 「中年老いやすくガクガクなりやすし」 車内広告
30 両国橋で連続して身投げ事件が起こる。 そこで、なんとか見つけてやろうと一生懸命見張っていた番人が、欄干をくぐる人を見つけて、取り押さえ、 「毎晩の身投げはおまえであろう」
31 足の速いのを自慢にしている男が泥棒を追いかけているのを見た人が、 「おまえさんに追いかけられたんじゃ、泥棒もたまったもんじゃないな。泥棒は今どのへんを逃げているんだ」 と声をかけたら、いかにも得意げに、 「あとから来る」
32 「中年になると、若い時よりも暑さ寒さに弱くなるものだ」 そこを通りすぎると次第に強くなり、 「ついには夏か冬かもわからなくなるまでに抵抗力がつく」 「最後には焼かれても何も感じなくなる」
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イラストは 【Yahooコンピュータ(デジタル素材)】 【楽メディアマテリアルファーム コニカミノルタ】 【柚莉湖】 さんよりお借りしました。
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